最後まで無敵のままだった。伊東温泉競輪開設76周年記念GⅢ「椿賞争奪戦」は5日、決勝戦が行われ、古性優作(35=大阪・100期)が最終2角から捲って優勝。昨年1月の和歌山以来14回目のGⅢ制覇を飾り、賞金647万円を獲得した。

レースは渡辺がスタート。渡辺―大石―佐藤慎―古性―村田―荒井―吉田―杉森―佐藤礼で周回。残り2周半で吉田が上昇すると渡辺が突っ張り、吉田が7番手に下げる初周の隊列に戻る。渡辺は後続をけん制しながらペースを上げて先行態勢に入り、打鐘を通過。最終周1センターから大石が番手捲り。古性―村田で最終2角から捲り、古性は大石を乗り越えて貫禄のVゴールだ。
ただ、レース内容には納得していなかった。「展開は向いたけど、思った仕掛けができなかった。遅かったです。思いの外、脚もたまらなかった。課題があります」とこぼす。それでも「(村田と)ワンツーもできなかったけど優勝はうれしい」。安堵(あんど)の表情も見せていた。
「体が疲れているだけで感覚はいい。疲労が抜ければダービーは楽しみ」。次走は中2日で西武園記念が待つ。「100%疲れて行くと思うけど、西武園までが(レース開催の)一本と思って走る予定です」。万全ではなくても、西武園記念も一戦一戦に集中する。
◇古性 優作(こしょう・ゆうさく)1991年(平3)2月22日生まれ、大阪市出身の35歳。清風高卒。11年7月プロデビュー。通算成績は1186戦379勝。主な優勝はオールスター(21、24年)、グランプリ(21、24年)、全日本選抜競輪(22、23年)、高松宮記念杯(22、23年)、寛仁親王牌(23、24年)。1㍍68、77㌔。血液型O。
◆次走…古性は9~12日の西武園記念、2着の大石は22~24日の前橋FⅠ、3着の荒井は15~17日の函館FⅠ。


